自分の包茎の種類を正確に知りましょう!
一口に包茎といっても人によって包茎の状態は様々です。
ですが、包茎は大きく3つのタイプに分類することが可能です。
ここでは包茎のタイプ別に詳しく説明していきます。
包茎の悩みを解消するためには、まずなにより自分の包茎の種類を正しく認識することが不可欠です。
ここで自分がどのタイプなのかしっかりと見極めましょう!
まずは、一番多いタイプである仮性包茎です。
基本的には下図のような形状をしています。
ただし同じ仮性包茎でも人によって程度に差があります。
例えば、勃起時には自然に亀頭が露出してくるような仮性包茎もあれば、勃起時にも包皮が亀頭に被さったままのような仮性包茎もあります。
では程度ごとに詳しく紹介していきます。
こちらは軽度の仮性包茎の平常時の状態です。
平常時で合っても亀頭が半分くらいは自然に露出しています。
真性包茎・カントン包茎との違いは、手で包皮をむくと抵抗なく亀頭を完全に露出させることが可能なことです。
こちらは重度の仮性包茎の平常時の状態です。
包皮によって亀頭が完全に覆われてしまっています。
ただしこちらも手で抵抗なく包皮をむくことができ、亀頭を簡単に完全に露出させることが可能です。
今度は軽度仮性包茎の勃起時の状態です。
軽度の仮性包茎の場合、勃起時は完全に亀頭が露出します。
ただしこれには慎重な判断が必要です。
もし亀頭が完全に露出した状態のときに、包皮になにか突っ張るような感覚がある場合は仮性包茎ではなく、カントン包茎の可能性があります。
こちらは重度の仮性包茎の勃起時の状態です。
重度の仮性包茎の場合、勃起時であっても亀頭が完全に露出しません。
ただし、やはり手で問題なくむくことができることが、真性包茎と仮性包茎との違いです。
カントン包茎は、平常時であれば亀頭を露出させることが可能ですが、包皮の出口が狭くなってしまっているので、無理に包皮をむこうとすると亀頭が締め付けられてしまって腫れてしまうことがあるので注意が必要です。
ではカントン包茎を状態別に詳しく見ていきましょう。
平常時のカントン包茎はこのような状態になっています。
平常時であれば仮性包茎と同様に包皮を手でむくことが可能ですが、包皮の出口が狭くなっているので、無理に包皮をむくと亀頭が包皮によって締め付けられてしまうことがあります。
勃起時のカントン包茎はこのようになります。
カントン包茎の場合は、勃起時には包皮をむいて亀頭を完全に露出させることができなくなります。
包皮をむりにむいてしまい、腫れてしまうとこのようになってしまいます。
こののとき包皮が亀頭に引っかかることでもとにも折らなくなってしまう場合もあります。
これにより亀頭や包皮にリンパ液が溜まってしまい腫れてしまうのです。
このような状態になると最悪の場合亀頭が壊死することもあるので、即刻治療する必要があります。
真性包茎は平常時であっても、勃起時であっても亀頭を露出させることができません。
原因としては、包皮と亀頭が癒着してしまっている・包皮の出口が狭くなってしまっていることなどが考えられます。
真性包茎の平常時の状態です。
前述したとおり、包皮と亀頭が癒着してしまっている・包皮の出口が狭くなってしまっている等の理由から平常時でも亀頭を露出させることは不可能です。
真性包茎の勃起時の状態です。
このときも亀頭を完全に露出することはできません。