正しいシャンプーで健康な頭皮環境・美髪へ

髪を洗う時に気をつけていることはありますか？

ほとんどの方が
「爪を立てない」
「トリートメントは頭皮に付けない」等
様々な工夫をされているのではないでしょうか。

ここでは、正しい髪の洗い方をもう一度おさらいして、
洗髪時の髪へのダメージを最小限に抑えるよう、意識を改めましょう。

１.　汚れを落とす
シャンプーをつけて髪を洗う前に、ブラッシングまたは湯洗いで髪の汚れを落とします。
ブラッシングでも構わないのですが、湯洗いの方が頭皮の余分な皮脂も落とすことが出来るため
ぬるま湯での湯洗いをオススメします。

湯の温度は37℃程度のぬるめに設定します。
優しく頭皮表面を撫でるようにして油分やほこりを落としていきましょう。
毛髪は摩擦に弱いですし、流れるお湯で毛髪の汚れなどは勝手に流れ落ちるので、
洗うのは頭皮のみで大丈夫です。

２.　シャンプー剤を付ける
湯洗いの水気を軽く絞りきり、シャンプー剤を手にとったらそのまま頭に乗せずに
手のひらでお湯を少量混ぜながら泡立てます。

完全にモコモコにする必要はないので、軽く泡が立ち、
シャンプー剤原液の感触がなくなったら頭皮に乗せるようにして
揉み込みながら洗っていきます。

もちろん、爪を立てずに指の腹を使って下さい。

髪の毛同士をこすり合わせることはせず、
あくまで頭皮をマッサージするように洗い上げます。

洗う時間は２〜３分程度を目安に、決して長時間シャンプー剤を付けたままにしないこと。

３.　すすぎは１番丁寧に、しっかりと
シャンプー剤のすすぎ残しは、フケやかゆみなど、
頭皮環境悪化や肌トラブルの原因となります。

熱いお湯ではなく３８℃位のぬるま湯で優しくすすぎます。

最後にきちんと頭皮を手で触って、ぬるつきがないか、すすぎ残しのチェックをします。

４.　トリートメント
トリートメントを手に取り、毛先だけに付けます。

この時、髪をこすりあわせてなじませるのではなく、
手櫛を通すように縦方向にトリートメントを浸透させていきます。

傷みが気になる人は、シャワーキャップで３分ほどパックするのも効果的です。

トリートメントはシャンプーほどきっちりと洗い流さなくてOK。
ただし、背中や胸などに付いたトリートメント剤は確実に落としておきましょう。

５.　タオルドライ
乾いたバスタオルで、髪の毛を挟み込み、パンパンと軽く叩くようにして
ある程度の水分を吸い取ります。

よく、男性に多く見られる「わしゃわしゃ〜」拭きをする方がいますが、
髪同士が擦れて摩擦が起き、ダメージを受けてしまうのでやめましょう。

最後はドライヤーで仕上げですが、意外と乾かし方一つで髪の艶感が違うんです。
正しいドライヤーのかけ方はこちらに掲載しています。